10月18日月曜日にサンメッセ香川で第62回全国理容競技大会がありました。
第62回全国理容競技大会in香川の前日の話
コンテスト前日は各都道府県の代表選手が、会場周辺の店舗や施設でモデルの仕込み(カラーなどの準備)やトレーニングをします。
松原は大会前日の店舗施設管理係でした。
松原理容所のお店では福岡代表が。
タカラベルモント(理美容機器販売のディーラー)のショールームでは午後から大阪代表で、夜間に東京代表の選手。
この3ヶ所の管理係だったので見学することができました。
夜間の東京代表選手の話。
世界チャンピオンの田中トシオ先生と弟子の選手1名、そして同じく世界チャンピオン佐藤秀樹先生と弟子の選手2名。
すさまじい前日トレーニング。
選手はこの日東京から香川に入り、16時から19時まで理容学校でトレーニング。
その後ほぼ休憩なしにタカラショールームに来ました。
19時半から24時過ぎまでのおよそ5時間。ずっとやり続ける。
私語なし。お茶すら飲まない。座らない。タフ。
師匠も教え続ける。
佐藤先生も飲まず、座らず。
スゴイと感じました。思うじゃなくて。見ただけで感じる凄さ。
これ以上文章で表現するのは難しい。
大会当日
代表選手は準優勝などの上位でした。
「優勝できなかったら、2位もビリも同じ」と田中先生は言ってました。
選手は2位で悔し涙を流していました。
一生忘れない、いいもん見せてもらったなと思いました。
田中トシオ Wikipedia
佐藤秀樹 Wikipedia
追記
以下は四国新聞の記事より引用
全国各地の理容師が日ごろ磨いた技を競う「全国理容競技大会」が18日、香川県高松市林町のサンメッセ香川であり、出場者は緊張感漂う雰囲気の中、はさみを手に華麗な技を披露した。
大会は、全国理容生活衛生同業組合連合会(大森利夫理事長)が理容師の技術向上や業界活性化などを目的に毎年開催しており、今年で62回目。県内での開催は26年ぶり2回目。
競技は、上品で女性らしい髪形をつくる「レディースカット・モードカテゴリー」など3部門で行われ、全都道府県から191人(うち県内8人)が出場。各地の予選会を勝ち抜いてきた精鋭が顔をそろえた。出場者は、35分間の制限時間をいっぱいに使い、洗練されたテクニックで独創的なヘアスタイルに仕上げた。
この日は、「理容師2010メッセージ全国大会」も併せて行われ、県内の1人を含む8人の理容師が登壇。仕事に対する情熱や業界発展への思いなどを熱く語り、審査の結果、四国ブロック代表の後藤美子さん(三豊市)が優勝した。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/photo.aspx?id=20101019000109&no=1
四国新聞掲載の写真左下に松原が登場。

第62回全国理容競技大会in香川。来場者数は3000~4000人程と聞きました。
来場者の中で最も短髪だったのは松原だと思います。
いつもそうです。
松原は意図的にやっています。なぜなら初対面で覚えてもらいやすいから。
最も短く髪型をデザインされている人。
短髪専門家の松原にとっての基本です。